うつ病の人との接し方。家族や恋人の力について part2

 

うつ病の人との接し方。家族や恋人の力について part2

 

part1では、大切な人がうつ病になった時に

まずは

「きづくこと」

「治療をはじめること」

について

家族や恋人ができることを書きました。

 

→うつ病の人との接し方。家族や恋人の力について part1「きづくこと」「治療をはじめること」

 

 

今回は

 

「治療を続けていく」

「元の生活を徐々に取り戻していく」

 

ことについて

家族や恋人ができることについて書いていきます。

 

 

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うつ病の治療を「続けていく」際に、家族や恋人ができること・気をつけたいこと

 

●くすりの服用について、正しい理解をしましょう。

 

うつ病になった本人は

「気の持ちようでなんとかなるかも・・・」

と考えてしまいがちです。

 

うつ病は過度のストレスによって、

脳の中にあるセロトニンという物質が乱れて起こる病気

といわれています。

 

「薬に頼ることはよくない」と思い、

自分の考えで薬を飲まなかったり、量を減らしたりする方もいます。

その行動は、場合によっては症状が悪化する場合があります。

 

また「薬の量が増える=症状が悪くなる」というわけではありません。

医師は効果的な薬を調整して治療を進めています。

疑問に思うことは遠慮なく、医師に相談するのがよいと思います。

 

●「休職」や「入院」など、環境を整理してください。

 

うつ病の治療は、薬だけの治療だけでなく、

「休む」ことも重要です。

 

うつ病になりやすい人の特徴として、

「責任感や正義感が強い人」

が挙げられます。

 

「仕事や家事を休むことは悪いこと」

と思い込み、なかなか休みをとろうとしたがりません。

 

精神的にも身体的にも負担が大きい場合は、

十分な治療効果が期待できない

といわれています。

 

そのため、家族や恋人から

「休んで欲しい」

「今は休んでもいいんだよ」

と伝えてください。

 

それだけで

患者さんのこころの負担は軽くなります。

 

●できるだけ、そばにいてあげてください。

 

そばにいる・・・

というのは物理的な時間を過ごすという意味ではなく、

精神的に一緒にいるということです。

 

身近な家族や恋人に、

自分の苦しみを受け入れ、共感してくれると

安心感は増し、治療にもよい方向に進みます。

 

●共倒れしないための方法をみつけてください。

 

うつ病の治療が長引いてしまうと、

家族や恋人の精神的な負担も大きくなると思います。

疲れ果てて、共倒れしないためにも、

うつ病についてよく知り、

上手につきあうコツをみつけていくことも必要です。

 

■期待するような行動がみられなくても、

見返りはあまり期待しないこと

 

■今は何をいっても響かないから

症状がよくなるまで、ゆっくり待とう

 

といったようなことが大切かもしれません。

 

 

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元の生活を徐々に「取り戻す」ために、家族や恋人ができること・気をつけたいこと

 

 

●無理はせず、身だしなみを整えることからはじめてみてください

 

症状が徐々によくなると、患者さんは

「もう回復した!」

と思い、

うつ病になる前と同じように行動しようとしてしまいます。

 

一見完全に回復したようにみえるかもしれませんが、

外に出る、人と話す・・・といった行動は

かなりのエネルギーを伴うことになります。

 

まずは、「身だしなみから整える」ことからはじめ、

少し慎重になるくらいに進めていくことが望ましい

と思われます。

 

 

●回復につれて、症状の波があります。

 

うつ病の症状は、朝が辛く、昼間から夕方にかけて

軽くなるといわれています。(日内変動)

 

この症状の波は、うつ病の治療初期

回復するにつれてみられるようになるそうです。

 

そのため、なるべく午前中は無理をせずに、

元の生活へ戻していくことがよいと思います。

 

また、日によって症状の波がよくみられている場合は、

うつ病の治療が最終段階にきているとも考えられます。

 

 

●復職する時は、薬を減らさないようにしてください

 

仕事に復帰するということは

患者さんにとって大きな変化ですし、

通勤などにもエネルギーを使うことでしょう。

そんな時、うつ病の症状がぶり返したり、

更に治療が長引く可能性もあります。

 

医師が

 

「薬を飲まなくて大丈夫」

と判断するまでは、

 

薬が背中を押してくれている

と考え、

 

医師の指示の元、薬を服用してください。

 

学校や仕事へ復帰すると

朝バタバタしたり、

昼は自宅にいなくて

薬が飲めなくなる可能性があるので、

「薬は飲んだ?」

と確認の声かけるなどのサポートをしてください。

 

 

さいごに

 

きっといつの日か

以前のように笑って過ごせる日々が戻るように、

うつ病になった人の、周りの家族や恋人は

見守ってください。

 

困ったり、迷ったりした時は、

すぐに医師や専門家と相談できるような関係を作り、

『チーム』のようなイメージで治療していくことが大切だ

と思われます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

 



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